共同運航便

彼は羽田空港で案内板を見たらANA便の岩国行きがANAと表示されたあとユナイテッド航空と表示されて共同運航便と書いてあって、共同運航便について知ったのですが、機材や乗務員は、ANAなのかユナイテッド航空なのか知りたくなったのでした。

共同運航便はコードシェア便といって自社でその路線や時間帯のフライトがないなら、就航している仲間会社の便を借りることでジョイントで運航している便なので、それぞれ就航していない路線を補完して便数を増やすとか路線を拡充するのです。

普通仲間会社は同じ航空連盟の国際航空アライアンスの加盟会社なので、ANAならスターアライアンスでJALならワンワールド加盟です。

そして、ANAとユナイテッド航空は同じスターアライアンス系の航空会社なので、コードシェアの運航だけでなくてマイル積算も連携しているので、

ユナイテッド航空に乗ってもANAのマイルを積算できるしANAに乗ってもユナイテッド航空のマイルを積算できるのです。

このコードシェア便はANAの正規便なら便名に「HN＊＊＊」と３桁の数字が付いて、ユナイテッド航空便のコードシェアは「NH＊＊＊＊」と便名が４桁表記になるのです。

NH＊＊＊なら機材も乗務員もANAでNH＊＊＊＊ならユナイテッド航空の機材と乗務員です。

国内線の岩国行きでならANA正規便でユナイテッド航空が自社客のために路線を借りています。

国際線ならANAがユナイテッド航空の機材を借りることもあるけどANAの客のためにANAのCAが同乗するし、機内の案内とか放送も日本語をサポートしているので、外国系の航空会社でも日本人が乗っても安心できます。

日本の国内線を海外の航空会社が運航することは認められていないのです。

一つの定期航空便に複数の航空会社の便名で運航する便の、その場合機材や乗務員はANAなんだけどユナイテッド航空便としても販売しています。

それは、アメリカのロサンゼルスから岩国に来る人がいたら、ユナイテッド航空はロサンゼルスと東京間を自社便で飛ばしているけど岩国には行かないので、ANAの岩国行きの飛行機にユナイテッド航空の便名をつけたらロサンゼルスから岩国までの航空券を買うことができるのです。

またハワイのオアフ島への羽田発ユナイテッド航空のコードシェア便がANAの飛行機だと、機内食や、モニターの機内チャンネルとかはユナイテッド航空なのかANAなのか気になるものです。

それは、ANAの飛行機内ではユナイテッド航空のサービスが提供さるわけないので、コードシェア便の説明にサービス基準はその運航会社の基準になることが書いてあるのでちゃんと読みましょう。

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